2008年04月28日

お姫様だっこ




欧米では、花婿が花嫁を抱きかかえて家にはいるという慣習があるそうです。

古代ローマでは、敷居につまづくことは不運の前兆という迷信があります。
そのため、入り口で花婿は花嫁を抱きかかえて入るそうです。

ある花嫁さん、「私はお姫様だっこをしてもらうのが夢だったから、がっちりした彼を選びました」と言っていました。
彼女の披露宴、お色直し入場では彼女の希望通り「お姫様だっこ」で入場。
会場の扉が開いた瞬間、ゲストの「お~」という感嘆の声とおおきな拍手。
花婿は花嫁を抱いてメインテーブルまで・・・途中、大勢のゲストのカメラに足を止め、にっこり、にっこり、なかなか前に進みません。
ようやくメインテーブルへ。
しかし、がっちりした彼もさすがにお疲れの様子。
メインテーブルに着いた時の彼のほっとした表情と彼女の幸せの笑顔はとても対照的でした(笑)



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Posted by ミニファクトリー at 22:56ペーパーアイテム

2008年04月27日

ブーケとブートニアのお話し 2




古来よりヨーロッパでは、植物は様々なものの象徴として用いられてきました。
イギリスのヴィクトリア時代、お花をプレゼントするときに花言葉が盛んに使われるようになったそうです。

ブーケに使われるお花にも由来や花言葉があります。

白いユリ ・・・ 清浄・貞節・美徳を象徴。マリア様の花。
四つ葉のクローバー ・・・ 四枚の葉っぱ一枚一枚に、健康・満ち足りた愛・名声・冨という意味があり幸運をもたらす。
アイビー ・・・ 強い愛の絆の象徴
ハーブ ・・・ 魔よけ
穀物 ・・・ 豊かな実り・子孫繁栄
オレンジの花 ・・・ 愛と繁栄の象徴(花が咲くのと同時に実がなるから)古代ローマ神話でジュノーがジュピターと結婚したときに贈られた花。
白バラ ・・・ 純潔
赤いバラ ・・・ 愛情
花嫁の持つバラ ・・・ 幸せな愛


「ブーケとブートニアのお話し3」は挙式の演出ブーケブートニアセレモニー。



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ウエディングの花アレンジ―ブーケの作り方と演出のアイデア
平松 美加
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Posted by ミニファクトリー at 22:34受付アイテム

2008年04月10日

ブーケとブートニアのお話 1




ブライダルブーケの始まり・・・
19世紀のイギリス、ヴィクトリア時代の逸話、
花婿が野の花を摘んで花束にし、求愛のしるしに花嫁に贈りました。
花嫁はその求愛に答えて、花束の中から1輪の花を花婿の胸に挿してあげました。
これが「ブーケとブートニア」の始まりと言われています。

このお話しから想像すると、ブーケの形は「クラッチブーケ」かしら・・・


さて、もっと古い時代からブライダルブーケはあったようです。
古代ギリシャの花嫁は、アイビーの小さな花束(アイビーは強い愛の絆の象徴)
古代ローマの花嫁は、麦などの穀物とハーブの花束(穀物は豊かな実りや子宝に恵まれることを表し、ハーブは魔よけ)
16世紀頃には、東洋や新大陸から珍しい植物が伝わり、いろいろなお花が広まったようです。
ばら・かすみ草・スズランなどの美しい花がブーケに使われるようになったのはこのころ、「ラウンドブーケ」の原型が出来たそうです。
19世紀には「タジー・マジー」「シャトレーヌ」という形も登場、ブーケのバリエーションも増えていったようです。


「ブーケとブートニアのお話し2」はブーケに使われるお花の由来や花言葉。



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Posted by ミニファクトリー at 22:45挙式アイテム

2008年04月07日

神前式




日本の伝統的な挙式形式「神前式」
一昨年は全体の15.8%のカップルがこの神前式で挙式を行いました。
伝統的な・・・とよく言われますが、この挙式形式は意外と歴史が浅いんですよ。

明治33年に時の皇太子殿下、後の大正天皇のご成婚を記念して、東京大神宮が一般に始めたものなのです。
しかし、すぐには一般に浸透しませんでした。
広く広がったのは戦後になってからだそうです。
 

十数年前はこの神前式で挙式をする方が全体の70%以上でした・・・
しかし、現在はキリスト教式が65%と逆転をしています。

ウエディングの世界も、時代の移り変わりを感じますね。



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Posted by ミニファクトリー at 22:40挙式アイテム

2008年04月03日

両親への記念品贈呈 すてきな話




何年か前の出来事です。

披露宴も和やかに終盤を迎え、新婦よりご両親様へ感謝のメッセージ、そしていよいよ記念品贈呈。
おふたりが選ばれたのは、生まれたときの体重で作られるテディーベア。
おふたりの誕生日、出生時の身長・体重がアナウンスされ両家のお母様に贈呈されました。
そして、おふたりはご両家ご両親様の間に並びました。

その時、新郎のお父様がお母様にベアを抱かせて欲しいと・・・
ベアを受け取ると2~3回赤ちゃんをあやすように抱いて、お母様に渡されました。

両家代表謝辞・・・
新郎のお父様は「この時に何をお話ししようか考え、練習してきました。しかし、このくまを抱いたら、この子の小さいときの事を思い出してしまい、ごあいさつをすべて忘れてしまいました。この子が小さいときは仕事が忙しく、なかなか抱いてあげることが出来なかった・・・申し訳なく思っている・・・」

会場内はシーンとして、お父様の話に聞き入っていました。

記念品を持って両親の元まで歩く、たった数メートル・たった数秒・・・
おふたりにとってもご両親様にとっても、たくさんの想いがつまった素敵な時間ですね。



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Posted by ミニファクトリー at 21:03両親記念品